2次元と3次元の“萌え”の融合を目指す日記
「他でやらないネタをやる」を旨としているので、更新は立て続けにあったり半年くらいなかったりします。
ということで更新頻度がかなりマチマチなので、WWW更新チェックツール適用推奨です。
当ページでは「はてなアンテナ」使用をおすすめします→
この日記のリンクポリシーについては、
東北大学の後藤斉氏の考え に則っています。
ここには音源や映像や誌面からの取り込みデータファイルはありません。帰れ。
それから「MADムービー」についての有益な情報もありません。勘弁してくださいよ、もう。笑
「歌詞」の検索でここへ来た方へ:
ここには歌詞の聴き取りや転載のコンテンツはありません
(ごくまれにあります) 。お探しものが
JASRAC管理楽曲 の場合、まずこちらで調べてみるのがよいでしょう→
歌ネット |
うたまっぷ |
J-Total Music
(Kennyささきは各サイトと利害関係はありません)
ゲームの曲は、メジャーレコード会社からサントラが発売されているようなものを除いてJASRACの管理楽曲になっていないものがほとんどなので、メーカー関係以外の第三者が正規の手続きを経てWeb上に歌詞を掲載していることはごくまれです。
・KOTOKOさんのアルバム『羽 -hane-』の歌詞は歌ネットにあります。
・CLANNAD関係の歌詞はGoogle で検索したほうがヒットしやすいようです。
(KeyオフィシャルBBSの書き込みもヒットしますので、これはメーカー公認ということなのでしょう(^^;)
hns - 日記自動生成システム - Version 2.10-pl3
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「フラッシュuzeeeee! 」
とか言わないで「?」ボタンを
押してここあタンの相手をして
あげてくださいね(はあと)
ところで俺の聴いてる曲を見てくれ。こいつをどう思う?
(あなたがお使いのブラウザでは表示されません。ごめんなさい。)
(センチュリーランドTopic Newsより)
よかった頃のモーニング娘。(ぉぃ
未発表テイクや初CD化音源を一所懸命盛り込もうとしてるあたりはそんなにアコギな商売でもないかも(笑)。
Kennyささき的注目ポイントはここかな。
> 「サマーナイトタウン」は、渋谷公会堂Liveよりバンド演奏によるライブ感溢れるヴァージョン[First Live Version]
コンサートで最初はちゃんとバンド率いてやってたんだよなぁ。
バンド重視でオーディエンスに「うた」を聴かせようとしていた、本当によかった頃のモーニング娘。
これは「買い」かな。
ところでセンチュリーランドさんの情報源のNeowingですけど、情報解禁日に日付変わってすぐサイトに詳細情報載せるとは、まるで
どこぞのレコードやさん
みたいですな(笑)。
#1
エルフェンリートOP
『エルフェンリート』というアニメ作品
があります。
これのオープニング曲『LILIUM』はグレゴリオ聖歌を意識した歌で、歌詞までラテン語です。
*1
(OPムービーは上記リンク先公式サイトのメインメニューの「Movie」から観ることができます)
その歌詞の聴き取りをした人(イギリスのアニヲタらしい)のサイトを見つけました。
My Virtual Life (Cafe Shez)
(20/8/04のところ)
「timed subtitle file」のリンクをクリックすると、英語での対訳(試訳?)を見ることもできます。
ただし、この歌詞は聖歌から引用してできたもののようなので、訳もキリスト教用語的言い回しを配慮したほうがよさそうです。
というところまでは某所
*2
で書いたのですが、上記サイトの歌詞とつい最近まで
はてなダイアリー - エルフェンリート
の項に書いてあったOP解析の記述
*3
をヒントに原典となる聖歌の入ったCDを買ってきましたよ(笑)。
シロス修道院合唱団『グレゴリアン・チャント・ベスト』
結果としてこのCD、まるで示し合わせたかのようにOPの歌詞の引用元の聖歌がすべて収録されておりました。
もしや作詞家さんも同じCDを持ってるとか?(^^;)
それでは、その切り貼り(苦笑)の過程を追っかけてみましょう。
まずはこれが(たぶん)完全版!OP歌詞の全容から。
Os iusti meditabitur sapientiam,
et lingua eius loquetur iudicium.
Beatus vir qui suffert tentationem,
quoniam cum probatus fruerit
accipiet coronam vitae.
Kyrie, ignis divine, eleison.
O quam sancta, quam serena,
quam benigna, quam amoena.
O castitatis lilium.
続いて歌詞の出典と日本語対訳を。引用は全て上記CDの解説書より(訳:濱田滋郎氏)。
●1〜2行目(『OS IUSTI(正しき者の唇は)』および詩編37:30より)
正しき者の唇は叡智を陳(の)べ
その舌は正義をものがたる
●3〜5行目(『ALLELUIA, BEATUS VIR QUI SUFFERT(試練に耐えうる者は幸いなり)』およびヤコブへの手紙1:12より)
試練に耐えうる者は幸いなり
何となれば、いったん評価されしときは
人生の王冠を受くるべし
●6行目(『KYRIE FONS BONITATIS(善きことの泉なる主よ)』より)
主よ、聖なる炎よ、憐れみ給え
●7〜9行目(『AVE MUNDI SPES MARIA(めでたし、世の望みなるマリアよ)』より)
おお、いかに聖(きよ)く、いかに静けく
いかに慈悲深く、いかに情厚く
おお、純潔なる白百合
以上です。
ちなみに、このOP曲のタイトルとなっているLILIUM=白百合は聖母マリアの象徴です。『マリア様がみてる』の「山百合会」というのもここから来ているようですね。
*1 : 日本のアニメ作品でラテン語歌詞のOPって、おそらくこれが初めてではないでしょうか?
*2 : 最近では「某所」と書いてあるとそれはSNS内の日記を指すことが多いそうです(参考記事「
既存のWebコミュニティとSNSの関係
」ARTIFACT ―人工事実―)。…はい、その通りです(^^;)。私の場合は
mixi
なんですが、もしここを見ている方で入りたいという方がいたらご招待しますよ。ただし、私と面識があるかメールでやり取りをしたことのある方までに限ります。一応タテマエですので。
*3 : 元は2ちゃんねるのエルフェンリートスレにあったものらしい。なぜ消えてしまったのかは不明ですが、まぁはてなダイアリーですのでいろいろあったのでしょう(激苦笑)。
#2
ラテン語マイブーム
ふだん歌詞掲載などしない当サイトがなぜ急に前述のような記事を載せたか
*4
ちょっと書いておきますと、ラテン語がマイブームだからなのです。元はと言えばキリスト教ヲタ(ヲタかよ!)なので「ラテン語ぐらいわからないと」というところから始まり、半年くらい前から入門書など読んでいました。
そこへ来てこの『エルフェンリート』の歌詞に出会い、いろいろと調べてみた成果が前述の通りということです(笑)。
大部分はCDの解説書から援用しましたが、1〜2行目と3〜5行目の出典については
ラテン語の聖書
(Vatican: The Holy See)
*5
からも調べています。
それにしても、マンガやアニメ、ライトノベルやゲームで西洋式魔術師や魔法使いが出てくるのは多いけど、なんでどいつもこいつもロクにラテン語使えないんだと思います。(とかいう)
かなり膨大かつ緻密な設定をしている『
Fate/stay night
』ですら…というよりシナリオライター奈須きのこ氏の公表作品全体を見ても「正統な魔術師」とか言ってるわりにラテン語使いひとりも出てきませんからね(苦笑)。
Fateの言峰神父なんかはラテン語の素養がありそうなキャラですから、ぜひ呪文はラテン語で言ってほしかったところです。(とかいってみる)
そういった意味では『
魔法先生ネギま!
』は呪文がちゃんとラテン語になってるのがいいですね。イギリスの魔法学校で正統な教育を受けたネギ君がラテン語使うのは当然のことです。
赤松健氏ってあまりにもあざと過ぎて『
ラブひな
』あたりまでは嫌いだったんですけど、『ネギま!』ではこのあたりちゃんとリサーチしてやってるのですっかりファンになってしまいました(近刊では古典ギリシア語や真言や祝詞まで出てくるし…)。
*4 : ただしKennyささきとしては歌詞を載せたというより、あくまで「歌詞の引用元の解析」をしたつもりです(笑)。
*5 : vaドメインのサイトってここで初めてお目にかかりました(^^;)。他にあるのかな?
#1
続・エルフェンリートOP
9月13日の日記
に歌詞の解析を掲載して以来、「どこかアニヲタ系のサイトからリンク張られるかな〜?」と期待して待っていたところ(^^;)、昨日の夜からこの日記へのアクセスが急増しました。
しかし、リファラなしで変な引数つきURLでのアクセスだったので、「こりゃやっぱあそこかな…」と思って調べてみたところやっぱり2ちゃんねるでした。ということで記念に逆リンク(笑)。
アニメ板「エルフェンリート 8チョンパ目」スレの73-83あたり
ちなみに「ttp://www.marchhare.jp/diary/?08312350」ってURLはおそらくGoogleの検索結果から得たものだと思うんですが、ぐぐるさんはどこぞのアンテナサイト経由でウチのクロールに来るんでこういう無意味な引数つきになっちゃうんですよね。
わかりにくいかもしれませんがこの日記って記事ごとにちゃんとアンカーついてますんで、他サイトでご紹介いただける時には以下のURLで記事直リンクしていただけたほうが双方ともに幸いなのではないかと思います。
*1
http://www.marchhare.jp/diary/?200409b&to=200409131#200409131
ところで、該当スレをさらに読み進めていくとこんな指摘がありました。
レス番167-168
167 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:04/09/27 00:34:59 ID:yG+5aQC7
>91
OPの日本語訳のページ。ラテン語聖歌からそのまま訳をとっている
が、エルフェンリートのは微妙に変形されている。
だから、そのページの訳は若干不正確。
そこで訳文ほんの少し修正した↓
正しき者の唇は叡智を語り
その舌は正義を陳(の)べ伝う
試練に耐えうる者は幸いなり
何となれば、一度(ひとたび)嘉せられれしときは
至聖の王冠を受くるべし
主よ、聖なる炎よ、憐れみ給え
おお、なんと聖(きよ)らかで、なんと静けく
なんと慈悲深く、なんと情け厚き
おお、精錬なる白百合よ
168 名前:167[sage] 投稿日:04/09/27 00:37:48 ID:yG+5aQC7
上の訳。ちょっと訂正
嘉せられれしときは →嘉せられしときは
精錬なる白百合よ→清廉なる白百合よ
う〜ん、日本語としての言い回しが多少違うだけで訳文の文意としてはほとんど違いがないように見えるのですが?
私も濱田滋郎氏の訳を
切り貼り
引用しただけなのであまり偉そうなことは言えませんが、この程度の差異で「不正確」とまで言われるのはちょっと心外だなぁ(苦笑)。「韻文として美しくない」というような指摘ならまだ納得いきますが。
そんな中でも意味上の大きな違いを探せば5行目の「至聖の王冠」の部分でしょうか。
ここは原文の「coronam vitae」に該当するところですが、これがなんで「至聖の王冠」と訳されるのかよくわかりません。英語訳が載っているサイト
*2
でも"the crown of life"としかなってませんし。
また、聖句と関係あるのかと思い元になったグレゴリオ聖歌のさらに原典である新約聖書・ヤコブへの手紙1章12節の日本語訳を調べてみてもやはり「誘惑を耐え忍ぶ人は幸いです。是認されるとき,(主がご自分を愛する人たちに約束されたもの,)命の冠を受けることになるからです。」
*3
としかなっていませんし。括弧内は『LILIUM』の歌詞ではカットされている部分なのですが、このあたりの意味も意訳で含めてるってことなのかなぁ?
ということで167さん、もしここ見てたら「coronam vitae」が「至聖の王冠」となる典拠を教えていただけませんか。本スレであまりラテン語の話をするのもどうかということであれば、
ウチの掲示板
でやっていただいても結構ですので。
…というかそもそも、167さんはそう書いてないのでわからないのですが歌詞のラテン語自体が違っている可能性もありますよね。
だいたい、制作サイドからまだ『LILIUM』の歌詞が(文書として)公表されてないわけですから、いちファンの立場としてはどこまで行っても推測でしかものが語れないので厳密に「正確」な歌詞や対訳など出せないわけです。
167さん、まさか制作関係者やそれに近い筋の方だなんてオチはないですよね?(^^;)
*1 : なんか1記事分なのに長ったらしくなるので掲示板でベタ貼りする場合はあまり美しくないですねぇ(苦笑)
*2 : 9/13に書いたところや、2ちゃんの該当スレ69にあった
Matthew's Anime Blog: Elfen Lied 1
とか(コメント部分)。
*3 : この訳は利用フリーの
電網聖書
さんより。これは英語版聖書を底本としていますが、ラテン語版聖書から日本語に直訳している聖書というのは(私の知る限り)存在しないのでやむを得ません。より近いと思われるギリシャ語版聖書からの訳である新共同訳なんかでも文意はほとんど変わりません(諸般の事情によりこちらからの引用は控えます)。
以上、3 日分です。
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2005 |01 |
※当日記の記述にもし事実誤認がありましたらKennyささきは訂正等応じることにやぶさかでありませんので、お気付きの方はその旨ご連絡をいただければ幸いです。ただし、固有名詞が明示されていない事柄については必ずしもその全てを事実に即した記述としていない場合があります ので、そのような記述に対して事実誤認のご指摘をいただいても、対応いたしかねますのであらかじめご了承ください。あえて固有名詞を伏せることの意図をご賢察いただけない方はキライです(笑)。
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